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両親の今後の生活を、財産保全の面から守れる基盤ができて安心しました。

M.S.さん 56歳(遺言)

ご相談の内容・相談までのいきさつ

両親(父母ともに90歳以上) の財産保全について相談。 約15年前から高齢者マンションに入所している両親ですが、 昨年 (2024年) 暮れに母が2週間ほど入院したことで、弟 (昔、両親と縁を切り約20年に渡り音信不通。3年前父の容態悪化時に状況を伝えるべく連絡した経緯あり) に母の入院を知らせるべく連絡を取ったことを発端として、弟とその嫁が親所有の家賃収入のある建物を売却しようとしていることが分かりました。
その家賃収入はいまの両親にとって大事な収入源 (高齢者マンションの入居費の一部に充当)であり、(もともと母から建物は弟に相続させる意向があることを聞いていましたが) 二人の存命中に建物を売却し、得られた現金を弟に生前贈与する形で相続する想定はしていなかったと思います。
が、それをとやかくいうつもりはなく、今後そうなった場合を想定し、かつ両親の一方に万が一のことがあった場合に、残された方がお金の心配なく今の暮らしを全うできるよう、何か打てる手はないかと思い悩んでいたところ、長女(20歳代半ば)の紹介で(長女の学生時代の先輩女史Oさんが事務所職員としてお勤めされている)ご相談に上がらせていただくことになりました。

ご相談前のお気持ち

長女の紹介ということで、はじめはOさんと電話でご相談させていただきました。
そこで両親の財産保全の方法について、親身にアドバイスをいただき、それまで解決の糸口が掴めず漠然とした不安を抱えていたところ気持ちが和らぎました。
また初回は専門家の先生に1時間の枠で無料相談・アドバイス頂けると伺ったので、それならまずは相談してみて今後のことを考えようという気持ちになりました。

当事務所のサービスの対応・印象など

事務所に伺う前は、いきさつ説明など上手くできるかやや不安でしたが、 事前にOさんから中下先生へ概要をある程度お伝えいただいていたこともあり、当日はいきさつ説明や相談内容の確認は早めに済んで、後半のアドバイスいただくフェーズに多くの時間を割いていただきありがたかったです。
財産保全にはいくつかやり方があり、その中でも公正証書遺言が両親の所有財産や認知機能の状況、費用対効果などを勘案していいのではと親身になってご説明・ご提案いただき、それで行こうと決心しました。
その後は、電子メールでのやり取りを中心に公正証書遺言の作成に向けた諸準備を進めていきました。
本番の数日前には予行演習も兼ねて中下先生には両親とオンライン面談で直に会話いただき、二人の意向や認知機能の状況を確認いただいた上で、公正証書遺言の内容を最終調整して本番に臨むことができました。
両親が遠方在住かつ要介護状態で外出困難な為、本番当日は中下先生には飛行機でご出張いただき、無事に公正証書遺言を作成できました。
初回相談から終始きめの細かい迅速な対応をしていただけたこと、大変ありがたかったです。

ご相談後のお気持ち

両親の認知機能に不安があり、二人の意向を公正証書遺言の形で残せるか不安でしたが、しっかり残すことができて本当に良かったです。
二人の今後の生活を財産保全の面から守れる基盤ができて安心しました。